キリスト教 教育

   
 
 
 
「信仰と、希望と、愛、この三つは、いつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である。」
(コリントの信徒への手紙- 13章13節)
 
 
 
 
キリスト教に基づく人格教育
 千葉英和高等学校の教育の土台は聖書です。一人ひとりにかけがえのない存在としての価値が与えられていることを知り、神に愛されている者として他者との違いを喜んで受け入れ、それを尊重し、真に平和な世界の形成者となることを目指しています。
 
 教育理念(建学の精神・校訓等)についてはこちら 
 
礼拝
 毎週月曜日に学校礼拝の時間があります。
 チャペルにて讃美歌を歌い、聖書の朗読や説教に耳を傾け(傾聴)、自らを省みて(内省)新たな一週間をスタートする時です。
 礼拝は講師の方をお招きしての特別礼拝や、宗教系クラブ(聖歌合唱部・ハンドベル部・オルガン奏楽部・聖書研究部コイノニア)を中心に行われる賛美礼拝、キリスト降誕劇を中心としたクリスマス礼拝「英和のクリスマス」などもあります。
 
聖書の学び
 聖書は、世界のベストセラーで今なお多くの人に読まれ、影響を与え続けています。
 1年次と2年次に週2時間、聖書の授業があります。本校ならではの教科です。
 1年次には、「人間(自分)とは何ものなのか」を一緒に考えます。2年次には、「生きる」ということを探求しつつ、自分の進むべき道で何を最も大切にしなければならないかを求めながら聖書の思想に迫ります。
 一方的な講義形式ではなく、自ら考え、対話をし、研究発表を通して互いに学び合うときです。
 

今週の説教

今週の説教
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「本当に重要なことを見分けられるように。」
2021-09-06

わたしは、こう祈ります。知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられるように。

フィリピの信徒への手紙1章9−10a節

 

 「ナマケモノはいざとなったら素早く動けるか?」先日読んだあるコラムに、数年前のテレビ番組で出題されたこのクイズが紹介されていました。この問題の正解は「できない」。番組の出演者だったお笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎さんは、それを知ってこう言ったそうです。

「じゃあ、怠け者じゃないじゃん!全力で生きてるよ、あいつ!全力マンだよ!」

 ナマケモノは人間や他の動物たちとは違う速度で、ゆっくりと、ひっそりとした生活を全力で生きている。でも、せかせかと生きている私たちの目にはそれが理解できなくて、ナマケモノは怠けているのだと一方的に決めつけてしまう。…このような、相手の一つの側面だけ、一部分だけで判断してしまうことにより生じる誤解は、私たちの身近なところでよく起きていることなのではないでしょうか。

 今日の聖書箇所はパウロという人の祈りの言葉ですが、この祈りは、そのような誤解だらけの現代を生きる私たちにも通じるものがあるように思えてなりません。「知る力と見抜く力とを身に着けて、あなたがたの愛がますます豊かになり、本当に重要なことを見分けられるように。」

 

 しかし実際には、この世界はわからないことだらけです。そもそもよくわからない相手をどうやって知り、見抜き、愛していくことができるというのでしょうか。

 作家の橋本治さんは、こんな言葉を残しました。

「人間は、わかろうと背伸びをして、わからないことを咀嚼する中でしかものごとをわからないってところがあるのではないでしょうか。そういう背伸びを拒絶するようになったら、人間はもうおしまいでしょう」

 何かや誰かを愛するということの第一歩は、もしかしたらそのように、よくわからない相手をわかろうと頑張って背伸びしてみるということなのかもしれません。

 私たちは今週もオンラインで授業をしようとしています。様々な制約がある中でも「学びを止めない」意味を今一度考えながら、それぞれの場所から今週の授業に少しでも意欲的に臨んでいくことができたらと願います。本当に重要なことを見分けられるように、自分がわかることだけの世界に閉じこもって満足するのではなく、わからないことだらけの世界で、わかろうと背伸びし学び続けていく一人ひとりとなれるよう、私たちもパウロにならって祈る者でありたいと思います。

聖書科 J・A

 
賛美礼拝「証し」②
2021-07-19

 こんにちは。今日はこれから少しの時間、皆さんに僕の話を聞いていただきます。よろしくおねがいします。

 「コイノニアなんていう部活、あったっけ?」と思う人もいるかも知れないので最初に少し説明させてください。コイノニア部では週に1回部員の一人が簡単なメッセージをします。そして感想を言い合うという活動をしています。なかなか珍しい部活だと思いますが部員の人たちもみんな優しくてとても楽しい部活です。

 今日は、僕がコロナ禍で教えられたことをお話します。

 

 1年半くらい前コロナ禍で学校が休校になっていた頃皆さんは何をしていましたか。僕は1年生の終わりくらいから2年生のはじめの頃でした。休校中の僕にとって一日でやることは2つしかありませんでした。それはゲームとYouTubeでした。僕のスマホの一日の平均利用時間は8時間以上をキープしていました。そんな生活が休校期間の始まった3月の終わり頃から5月のなかばまで続きました。

 最初の1ヶ月くらいは危機感とかも特に感じず、「まぁ、楽しければいっか」と思って過ごしていました。2ヶ月くらいが経過したとき、学校のオンライン授業が始まり、「あれ、これ大丈夫かな?」と自分の暮らしぶりに疑問を持ちはじめ、何度か生活を変えようと試みたんですがなかなか変えられず、そんな自分が嫌いになるようにさえなっていきました。

 しかし学校の登校日が決まった時、やっと僕はこの生活から脱却することができました。今まで自分がやりたくないなと思うことにも取り組むようになり、生活が一変しました。ここで僕が感じたことは、ずっとゲームをしていたときよりも嫌なこともやっているときのほうが楽しく感じる、ということです。コロナ禍の休校期間中僕が学んだことは、楽しむ時間とやるべきことをやる時間の両方があった方が充実感がある、ということです。

 あの有名な画家のピカソがこんな事を言ったそうです。「仕事をするから報われるんだ。人生に近道はない」。自分なりに解釈すると、これは嫌なこともするからこそ楽しいことがある、ということかなと思います。僕はこの言葉にとても共感しました。

 

 もう一つ僕がコロナ禍から教わったことは、「当たり前」についてです。コロナ禍が始まったばかりの頃、僕は、今ではあたりまえにつけているこの「マスク」にさえ抵抗がありました。でも流石に1年も過ぎると「マスク」に対する抵抗はいつの間にかなくなり、当たり前にマスクをつけるようになりました。

これは一つの例なんですが、色んなことにも言えると思います。当たり前になるということはどういうことだと思いますか。試しに「当たり前」とグーグルで検索してみると「わかりきったこと、言うまでもないこと」と出てきました。皆それぞれ自分の中の当たり前があると思います。しかしそれは他の人にとっても当たり前かどうかは必ずしも言い切ることはできないと思います。

 僕は当たり前になるとは、そのことに意識が向かなくなる、ということなんじゃないかなと思います。実際さっきのマスクの話のように、はじめは「つけるのめんどくさいな、暑くて嫌だな」と思いながらマスクをしていたのに対して、マスクを付けることが当たり前になると特に意識しなくなりました。このことを通して僕は、やりたくない課題や苦手な科目の勉強も慣れてしまえばそれほど辛くはないということがわかりました。

 今ではこのコロナ禍の経験から、やりたくないことがあってもそれをやったときの利点を意識するようになったと思います。そうすることで大変なことがあってもポジティブに捉えられるようになりました。

 でもそれだけではありません。コイノニア部の人たちや友達がいたからこそ乗り越えられたこともたくさんあります。コイノニアとはギリシャ語で「交わり」を意味します。「交わり」とは人間関係です。休校中には会えなかった友達や仲間と一緒にいろんな事ができるというのは当たり前のようで、すごく貴重なことだと気付かされました。これが、僕がコロナ禍から学んだことです。

 

 最後に一つ、聖書の言葉を紹介します。

 

「だから、わたしたちは落胆しない。たとえわたしたちの外なる人は滅びても、内なる人は日ごとに新しくされていく。なぜなら、このしばらくの軽い患難は働いて、永遠の重い栄光を、あふれるばかりにわたしたちに得させるからである。わたしたちは、見えるものにではなく、見えないものに目を注ぐ。見えるものは一時的であり、見えないものは永遠につづくのである。」(第2コリント4章16~18節)

 

 僕はこういう風に捉えました。コロナ禍のように大変なことは人生につきものですが、それを通して新しいアイデアや発見が得られることもあります。それらを見つけながら、これからも前に進んでいきたいです。

 今日は、最後まで聞いてくださって本当にありがとうございました。

 

3年 M・W

 

入試での優遇制度について

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牧師・教会推薦(高校入試)
 本校のキリスト教主義に基づく教育方針を深く理解し、それに貢献できるキリスト教信者、または求道者(洗礼を受けて
いないが定期的に教会に通っている者)の受験生は、特別の基準がありますので、募集要項の4ページをご覧のうえ、本校の宗務長(チャプレン)に直接連絡してください。
 
 
指定校推薦・キリスト教学校教育同盟校推薦(大学入試)
 年度によって多少変わりますが、昨年度の指定校の一部がスクールガイドに載っています。
 校内で選抜し、学校長が推薦します。キリスト教学校教育同盟校推薦はクリスチャンもしくは求道者であることが条件ですが、中には条件を課さない大学もあります。
 指定校推薦を利用できるのは総進文理コース・特進文理コース・英語科の生徒のみです。
 
<<学校法人 聖書学園 千葉英和高等学校>> 〒276-0028 千葉県八千代市村上709-1 TEL:047-484-5141 FAX:047-487-5466